日本の患者様へ|人工股関節置換術
ハワイの人工股関節置換術 — ロボットの精度と、筋肉を守る前方アプローチ
モートン医師の股関節手術に「術式の選択メニュー」はありません。すべての人工股関節置換術を、3D計画に基づくロボット支援のもと、 筋肉を切らない前方アプローチで行います。ご希望の方には、傷あとを脚の付け根のしわに隠すビキニ切開も。 2022年にハワイ州初のロボット支援人工股関節置換術を執刀した専門医が、毎週行っている標準術式です。 だからこそ、多くの患者様が手術当日に歩き始めます。
モートン医師の股関節手術 — 4つの特長
全症例にロボット支援
2022年、ハワイ州で初めてロボット支援による人工股関節置換術を執刀。以来、ロボット支援は特別なオプションではなく、すべての股関節手術の標準です。患者様から「The Robot Doc(ロボット・ドック)」と呼ばれるモートン医師は、ROSA・Mako・CORI・VELYSの主要4機種すべての認定を保有しています。
筋肉を切らない前方アプローチ
筋肉と筋肉の自然な隙間から関節に到達する直接前方アプローチが標準術式。筋肉を切離も剥離もしないため痛みが少なく、脱臼リスクが低く、術後の姿勢制限が原則不要です。
傷あとを隠す「ビキニ切開」
皮膚切開を脚の付け根の自然なしわ(ビキニライン)に沿わせ、水着や下着に隠れる位置に傷あとを収める選択肢をご用意。皮膚の張力線に沿って切開するため、細く平らな傷あとに治りやすいのが特長です。中で行われる手術は通常の前方アプローチとまったく同じです。
手術当日から歩行
オピオイド(医療用麻薬)を最小限に抑える疼痛管理と迅速回復プロトコルにより、多くの患者様が手術当日に歩行器で歩き始めます。入院は当日退院または一泊が目安。骨の状態が良ければ、骨がインプラントに直接結合するセメントレス固定を選択します。

手術はこのように行われます
- 1 校正マーカー付きレントゲンで、インプラントのサイズと設置位置を術前に精密計画
- 2 立位・座位の脊椎レントゲンで骨盤と背骨の動きを評価し、カップの向きを個別に最適化
- 3 筋肉を切らない前方アプローチで関節へ(ご希望によりビキニ切開)
- 4 ロボットがリアルタイムで追跡しながら、計画どおりの位置にインプラントを設置
- 5 閉創する前に、カップの角度と脚の長さをその場で検証 — 「あとで気づく」ことをなくします
このような症状はご相談ください
人工股関節置換術を考える時期は、軟骨がすり減って骨と骨がこすれ合う状態になり、薬・注射・リハビリなどの保存療法では痛みを抑えきれなくなったときです。 代表的な原因は変形性股関節症、大腿骨頭壊死(骨頭への血流が途絶えて骨がつぶれる病気)、そして修復が難しい股関節の骨折です。 歩くときの脚の付け根や太ももの痛み、靴下を履く動作のつらさ、夜間に目が覚めるほどの痛み、散歩や旅行をあきらめてしまう生活 — これらが当てはまるなら、一度きちんと評価を受ける価値があります。歩けなくなるまで我慢しても得るものはなく、 こわばりと筋力低下が進むほど、回復はかえって遅くなります。
回復の目安
ほとんどの患者様は手術から数時間以内に立ち上がり、歩行器で歩き始めます。筋肉を温存する前方アプローチのため姿勢制限は原則なく、 初日から自然に身体を動かせます。最初の2週間は「よく歩き、腫れを抑え、傷を治す」ことに集中する期間で、 この間に歩行器から杖に移行する方が多くいらっしゃいます。約3か月で、ウォーキング・水泳・ゴルフなど日常の活動の大半に復帰するのが一般的な経過です。 人工股関節は近年20年以上使用できることが多く、モートン医師はすべての患者様を生涯にわたるインプラント経過観察プログラムでフォローします。 帰国後の経過確認はオンライン診療で行いますので、日本にいながら安心して回復を続けられます。
手術を行う施設
手術は、人工股関節・膝関節置換術で米国Joint Commissionの高度認定を受けている クイーンズ・メディカル・センター(The Queen's Medical Center)、アドベンティスト・ヘルス・キャッスル、 そしてハワイ島のヒロ・コミュニティ・サージェリー・センター(Mako導入施設)で行われます。 施設は患者様の健康状態と使用するロボットに合わせて選択します。外来はホノルル(アラモアナ)・クニア・ヒロ・コナの4か所。 モートン医師は整形外科クリニック「Pacific Bone & Joint」と、リハビリ施設「PB&J Physical Therapy」の創設者でもあり、 手術とリハビリをひとつのチームで提供しています。

よくあるご質問(人工股関節置換術)
人工股関節置換術では、何日間ハワイに滞在すればよいですか?
通常10〜14日間の滞在を推奨しています。手術当日から歩行を開始し、創部のチェック、リハビリテーション、長距離フライトに乗れる状態かどうかの最終確認までをホノルルで行います。帰国後はオンライン診療でフォローアップを継続しますので、経過確認のために再渡航する必要は基本的にありません。
帰りの飛行機にはいつ乗れますか?
回復の状況にもよりますが、多くの患者様は術後10日〜2週間ほどで日本への長距離フライトが可能になります。搭乗の可否は出発前の診察でモートン医師が確認します。機内では血栓予防のために弾性ストッキングの着用、足首の運動、こまめな立ち上がりをお願いしています。前方アプローチでは術後の姿勢制限が原則ないため、座席で長時間座ること自体は大きな問題になりません。
費用は渡航前に分かりますか?
はい。海外から自費診療で受診される患者様には、執刀医・麻酔・手術施設・インプラント・術後フォローを含む明瞭なパッケージ料金をご用意しており、渡航を決める前に総額を書面でご確認いただけます。後から想定外の請求が届くことがないよう、費用の透明性を大切にしています。
ロボットが手術をするのですか?
いいえ。執刀はすべてモートン医師本人が行います。ロボットの役割は、患者様の解剖学的特徴をもとに個別の3D計画を立て、術中にリアルタイムで骨の位置を追跡し、カップの設置角度・インプラントのサイズ・脚の長さが計画どおりであることをミリ単位で確認することです。モートン医師はROSA・Mako・CORI・VELYSという主要4機種すべての認定を受けており、患者様の状態に合わせてシステムを選択します。
手術のあと、正座や脚組みなどの姿勢制限はありますか?
前方アプローチでは、股関節を支える筋肉を切らずに温存するため、従来の後方アプローチで必要だった「深くかがまない」「脚を組まない」といった脱臼予防の姿勢制限(禁忌肢位)は原則不要です。脱臼のリスク自体が低く、多くの患者様が初日から身体の動かし方を気にせず過ごせます。
初回のオンライン相談には、何を準備すればよいですか?
日本で撮影したレントゲンやMRIの画像データをご相談の前にデジタルでお送りいただくと、その画像をもとにモートン医師が股関節の状態と手術の適応を評価します。あわせて、現在服用中のお薬とサプリメントの一覧、過去に股関節の手術を受けたことがあれば当時の手術記録もご用意ください。当日はカメラ付きのスマートフォン・タブレット・パソコンがあれば十分です。股関節の動きを確認できるよう、ゆったりした服装でご参加いただき、ご家族の同席も歓迎いたします。
股関節についてのご相談
ご予約はオンラインまたはお電話で承ります。日本で撮影されたレントゲンやMRIをもとに、手術の適応と治療計画をオンラインでご説明します。
ご予約はこちら
オンラインなら数タップでご予約いただけます。お電話は (808) 439-6201 へ。
(808) 439-6201Contact@pacificboneandjoint.com
オンライン予約は、当院が利用する安全な予約・メッセージサービス「Klara」で行います。緊急の場合はご利用にならず、米国内では911へ通報してください。
